施工・導入事例
省エネ・エネマネ事業
富山県朝日町
ケアハウスみんなの家 様 介護老人保健施設つるさんかめさん 様
介護施設
施工:2023年
ご要望・お悩み
空調機器が2005年の設置から18年経過しており、経年による故障が多発、修繕費の増加・故障停止による利用者への影響も心配になる状況でした。また居室の空調需要が南北で異なり既存のシステムに対しても不便さを感じていた。更新検討をしていた空調機器は室外機19台(冷房能力1066kW)であり、更新時のイニシャルコストが高額である、電気料金・ガス料金の高騰によるランニングコストの削減についても施設運営上の課題となっていた。
SAPLAのご提案内容
お客さまからの要望をヒアリング、既存設備のメンテナンス記録から、運転時間別・使用用途別に、【ガスヒートポンプエアコン】、【ビル用マルチエアコン】、【パッケージエアコン】、【ハイブリッドエアコン(スマートマルチ)】を検討し機種選定した。導入時のイニシャルコスト圧縮を図るため、省エネルギー投資促進支援事業の補助金(機器代1/3補助)と自衛的燃料備蓄「災害バルク導入等」補助金(機器代+工事代1/2補助)の2つの補助金を活用し、イニシャルコストの削減に成功した。ハイブリッドエアコンの採用によりランニングコスト削減が可能になった事、災害用バルクの導入により近年多発している自然災害への対応も可能となり、停電時の空調稼働、電気利用が出来ることで施設運営におけるBCP対策としても寄与する提案となった。
【導入設備】
◆省エネルギー投資促進支援事業費補助金
ハイブリッドエアコン(スマートマルチ) 56kW×3台
ビル用マルチエアコン 5台(合計316kW)
パッケージエアコン 31台(合計183kW)
◆自衛的燃料備蓄(災害バルク導入等)補助金
災害用バルク 2.9t×1基
非常用発電機 12kVA×1基
自立型ガスヒートポンプエアコン 56kW×4台
ガスヒートポンプエアコン 3台(合計155kW)